さつまいものおやつ1歳はどうする?レシピや栄養について紹介します!

小鉢に盛り付けられたさつまいも
さつまいものおやつ、1歳ならどんな風に作ってあげたらいいか知りたいですよね。

栄養満点で満腹感もあり、秋の味覚の代表とも言えるさつまいも。

市販されているおやつも美味しいものがたくさんありますが、1歳の我が子に食べさせるなら可能な範囲で手作りで美味しい出来立ておやつを食べて貰いたいと思うママは多いはずです。

そこでここでは、知られざるさつまいもの栄養成分から、さつまいもをふんだんに使ったおやつレシピまでを紹介していきます。

さつまいものおやつ 1歳はどうする?

バットに並べられたさつまいも
個人差が大きい時期ではありますが、1歳になると離乳食は完了期に入ります。離乳食完了期とは、1日の食事回数が3回(規則的)となり、おやつは1日に1~2回、母乳やミルクは応じてまだ飲みますが、徐々に栄養の大半を食事から補う時期です。

少しずつ大人と同じものを食べられるようになる時期なので、食べる楽しさを知るだけでなく、食事のバリエーションも増え、取り分けができるなど、作る側も少しずつ楽になってくる時期と言えるのではないでしょうか。

食べる楽しさを知るためには、手づかみ食べできるおやつがオススメですね。では、1歳前後の子供が食べやすい具体的な硬さと味付けについて簡単にまとめておきますね。

固さ

ご飯で言うと軟飯~普通飯、若いバナナや肉団子くらいの固さなら噛んで食べる事ができると言われています。子供の噛む力や歯の生え揃い方によって食べられない場合もありますので、成長に合わせて調整してあげましょう。

味付け

大人と同じ味付けはまだまだ塩分が多いため、内臓に負担がかかってしまいます。大人の分を取り分ける場合は薄味の時点でよけたり、素材の味を活かした風味付け程度にしておきましょう。

さつまいもおやつのレシピ 1歳から大人まで食べられる!

柔らかくゆでたさつまいも
栄養満点のさつまいもをたくさん使ったおやつを紹介します。

自然な甘さが美味しい!さつまいもきなこ団子

<材料>
・さつまいも(つぶしたもの)…大さじ5
・片栗粉…大さじ1
・牛乳…少々
・きなこ…適量

<作り方>
1、さつまいも(つぶしたもの)と片栗粉を混ぜる
2、手で丸められるくらいの柔らかさになるように牛乳で調節する
3、きなこの上に丸めて並べてきなこを付けていきます
4、きなこを付けた団子をレンジで約1分30秒チンする

☆固さが心配な場合はレンジの時間を調整して下さい。手づかみ食べできるおやつです。

レンジでスイートポテト

<材料>
・さつまいも…小さめ1本
・砂糖…10g
・バター(マーガリンでも可)…5g
・豆乳(牛乳)…40ml

<作り方>
1、洗ったさつまいもを一口大に切り、耐熱皿(耐熱ボウル)に入れてラップし、柔らかくなるまでレンチンする(茹でても可)
2、熱いうちに潰し、砂糖・バター・豆乳を加える
3、一口分の量をサランラップに乗せ、キュッと上を絞って形を作ったら完成!

☆滑らかなスイートポテトにしたい場合は、皮を剥いた方が良いですが、栄養面を考えると皮は剥かない方がオススメです。

さつまいも甘露煮

<材料>
・さつまいも…好きなだけ
・水…ひたひた
・みりん、砂糖…さつまいも100gにつき各大さじ1

<作り方>
※さつまいもの本数ではなく、重さで調理していきます!
1、切る前にさつまいもの重さを計っておき、8㎜~1㎝の厚さに皮のまま輪切りにする
2、フライパン(鍋でも可)に重ならないように並べ、水をひたひたに注ぐ
3、みりんと砂糖を入れる 分量は以下参照
 →さつまいも350gの場合、各大さじ3.5
 →さつまいも200gの場合、各大さじ2
4、中火で煮る
5、煮汁が1/2になったら裏返すが、裏返すのはこの1度だけ!煮汁がほとんどなくなったら爪楊枝を刺して固さを確認→固い場合は少し水を追加して煮ます
6、煮汁が薄っすらとしか残らず、水飴状になったら完成!

☆火にかける時点で醤油を少したらすと、お弁当にも入れられるおかずにもなるのがこのおやつの良いところです。


さつまいもの栄養成分について

土付きのさつまいも
さつまいもは食物繊維に始まり、ビタミンB1・C・E、カリウム(電解質)など栄養価に富んでいます。特に食物繊維やビタミンCは、いも類の中で一番の含有量を誇るため、食事はもちろん、おやつなど日常的に摂取したい食品と言えますね。

また、さつまいもに含まれるでんぷんは、血糖値が上昇しにくい性質を持っていますし、カリウム(電解質)は、運動中も体内の水分バランスを保つ働きが期待されます。さらに「ヤラピン」という成分は、さつまいもにしか含まれない貴重な栄養成分で、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進し、便を柔らかくする効果がある事がわかっています。

美味しい上にお腹に優しいさつまいもですが、栄養の多くは皮(ヤラピンは皮と実の間)に多く含まれており、皮を剥いて食べるのはもったいない食材と言えます。

まとめ

1歳に食べさせてあげたいさつまいものおやつ。

レシピは、さつまいもの皮まで使ったおやつを中心に紹介しました。

ぜひ作ってみてくださいね。

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